ホテルヴィラ會芳亭(プレイバック横浜トリエンナーレ2005)

 ホテルヴィラ會芳亭って何?と、お思いの方もいるでしょう。


 これは2005年、横浜で開催した現代アートの祭典「横浜トリエンナーレ2005」の開催期間中のみ営業したホテルのことです。1室しかないホテルでして、ある意味このホテル自体が作品なわけですね。山下町公園内にある東屋「會芳亭」をホテル内に取り込む、いやホテルで覆うような形になっています。

 横浜トリエンナーレ2011(3年毎に開催、ただし事情があったため?4年にずれ込んでいるところもあります。)が8月6日より始まりますので、ふとこのホテルのことを思い出し、特に宿泊記(泊まってはいないんですが)を作成してなかったので、これを機会に作成してみました。

 日中の12時~18時は一般に公開しており、撮影はそのときにしましたね。以下はそのときもらったパンフレットからの引用です。(一部ケイシーが追加・補足しております。)

 ・期間 2005年9月28日~12月18日
 ・場所 横浜中華街 山下町公園内
 ・チェックインタイム 19時、チェックアウトタイム 10時
 ・体験料(宿泊料じゃないんですね) 2,000円(一組2名まで)
 
 ・広さは約80㎡
 ・カッシーナの高級調度品
 ・室内の火気取り扱い不可(禁煙)

 清掃やリネン・タオル等の交換は、中華街にあるローズホテル横浜が行っていたそうです。

 日中、他人が見学した後に、泊まるというのも気分が悪い感じもしますが、どうだったのでしょうか。予約は電話の実受付、ケイシーは新聞報道でこのホテルの存在を知ったのですが、もうそのときには満室で受付は終了していました。


 
 




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 公園に仮設のホテルを(一部會芳亭をホテルの施設として使用)建てたもので、外観は思いっきりプレハブな雰囲気を醸し出しています。







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 入口の獅子像がなんとか雰囲気を盛り上げてくれます。






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 會芳亭の屋根部分をベッドの天蓋として利用?





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 ホテルの素ファン?なら見覚えがあるかもしれません。以前トップページの写真として掲載していました。





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 ちょっとしたソファーなんかがあります。





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 小型ですが一応液晶TVもありました。




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 デスクもあります。




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 バスタブはなく、シャワー専用ブースとなります。




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 トイレ&洗面所ですね。見学時は当然使用禁止。





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 眺めは思いっきりシティビューです。関帝廟通りですね。

 で、これが現在の公園です。と、紹介したいところですが、撮影しておりませんでした。機会があれば、撮影しアップしようと、思います。
 ちなみに會芳亭は2008年に改修しているそうです。

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