Table of Dreams 「食卓にかけるホテルマンの情熱(ホテルオークラ)」

 オークラネタが続きます。ちょっと前、2015年9月19日、BSフジで放送された"Table of Dreams"にて、ホテルオークラ東京の和洋中の総料理長が取り上げられていました。

 で、各料理長の仕事ぶり、人物を伝えるVTR。
 洋食の総料理長(だった)善養寺明氏は、小野ムッシュが作り上げた開業以来の味を守り続ける、レシピを変えない、とのことです。

 それに対して、和食総料理長、澤内恭氏は、客に合わせて分量を変える、好みを聞いて具材を変えると柔軟です。日本人なんだから、お母さんの味で育ってるんだから、好みの味があるでしょう、といった感じです。

 中国料理の陳龍誠氏も、相手によって、塩を変えるのが醍醐味とか言っていましたね。

 個人的には、和食の澤内氏のキャラクターが好きだったりして。

 さて、8月の本館営業最終日、閉館後スタッフが本館ロビーに集まって、カメラマンによる記念撮影、みなさん笑顔で楽しそうです。
 そして、3人の総料理長がそろうなんて、めったにないということで、3人をスマホで撮影する女性スタッフたち。「撮りたい、撮りたい、この3人(が揃うなんてこと)はないよね」と、興奮気味です。
 今回で一番おもしろかったのはここでしたね。

 場面は変わって、別館のとある一室、三人の料理長に加え、10月1日から、洋食の総料理長になる(なった)池田順之氏が登場、池田氏の考案したメニューで食事会です。
 オードブルには、和洋中、和になってこれから別館営業していこうというメッセージが込められているとのこと。
 和洋中の総料理長がプライベートを含め、一緒に食事をするなんて、(オークラの)53年の歴史の中で初めてとのこと。

 どんな縦割り行政なんだ!と突っ込んでしまいましたが、そういうもんなんですかね。そして、各料理長、「食卓」とは、熱く語りますが、書ききれないので省略します。。

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